「すごく大事な第一歩だと思っています」。かつて西武でレギュラーを張った高木大成事業部課長が「大宮開催」に力を入れる。2001年に大宮、浦和、与野の3市が合併してできた「さいたま市」で公式戦を主催することで、球団のイメージを一気に県全体へ広げようという狙いだ。
球団では今回の試合を『大宮初陣』と題し、さいたま市出身の平尾博嗣(大宮東)、石井義人(浦和学院)、大島裕行(埼玉栄)をあしらったポスターを作成。「大宮駅東口商店街連絡協議会」の協力も得て、大宮駅周辺を中心に約1万枚を掲出した。
「県の中心で、都内や高崎からも1時間程度という立地が魅力的。後半戦のスタートを大宮でやりたかった面もある」と西武の荒原正明事業部長。“夢”が実現し「地域の人から『がんばってほしい』という声もいただいている。肌で感じるものはあります」と手応えを感じている。
もともと大宮県営球場は、1953年の高校野球南関東大会で千葉・佐倉一高(現佐倉高)の長嶋が特大ホームラン。立大進学への道を開いた伝説の地でもある。通算303勝右腕のスタルヒンが全日本の一員として、ベーブ・ルースら大リーグ選抜相手に“プロデビュー”を飾ったのも、この球場だ。
しかも対戦するロッテは、さいたま市南区に2軍本拠地の浦和球場と練習施設を保有。その応援スタイルはJリーグの浦和レッズにもルーツがあるといわれている。両チームのファンによる地域的な対抗意識で、大宮での試合が名物になる可能性は十分にある。
大宮開催には上田清司県知事も賛同。さっそく設立された「埼玉スポーツ振興会」の会長を務める田村琢実県議会議員は「全県が盛り上がり、地域振興や活性化につながる」と意義を強調する。さらに「(西武がJリーグの)大宮アルディージャとコラボして、子供たちに技術指導などをしてくれれば」と将来的なビジョンも提示した。
現段階では来季以降の開催試合数の増加などは未定。Jリーグとのコラボも課題になるが、浦和レッズの選手と交流を続けてきた平尾は「球場の隣に大宮アルディージャのフランチャイズもあるし、もっと(提携を)進めてもらいたいです」。現場からも、期待する声は大きい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080626-00000962-san-spo
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今後は西武ライオンズはさいたま市のチームという位置づけに持っていかないといけないでしょうね。所沢市だけではファンの数が少なすぎるわけで。
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